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第二種電気工事士技能試験で使ったおすすめ工具類(1)-必須工具にひと工夫で時間短縮&ミス低減 [電気工事士]

本日、第二種電気工事士技能試験の合格発表があり、無事合格していました。今後受験される方のご参考までに、私が技能試験用に用意した工具類について触れたいと思います。

最初はセットものの定番、ホーザンのDK-18を買うつもりでした。受験申し込みをした6月くらいから値段をウォッチングしていると、最初9,400円くらいだったので、手持ちの工具とかぶってしまうものもあるけど、必要なものだけバラで買うのと数百円しか変わらないからまあいいかと思っていたのですが、その後徐々に値上がりし、筆記試験の時期には10,400円くらいになってしまいました。その後も値下がりする気配はなかったので(結局技能試験の直前まで同じくらいの値段でした。)、なるべく手持ちのものを利用して、必要なものだけバラで買うことにしました。

【ストリッパー】 
・ホーザン P-958 (Amazonで購入 ¥3,009)
言わずと知れた技能試験受験者必携のストリッパー。
スケールが表面にしかないので、スケールが見えない向きに持ってしまったときは持ち替えないと長さが測れません(ホーザン動画の中の人も頻繁に持ち替えていました)。そこで、裏面にもシース剥き用の50mm、100mmと、心線剥き用の10mm、20mmのスケールをペイントマーカーで書き込みました。
sP1020503.jpg

それから、はじめのうちは心線を剥くときに凹んだ部分じゃないところで噛んでしまって心線を傷つけたりしたので、使用頻度の高い1.6mm用の凹部にペイントマーカーで印をつけています。
sP1020500.jpg

打ち抜きの金属板を支点でネジ止めしてでできているので、ペンチのような剛性はありません。2本いっぺんにのの字曲げすると時々ぐにゃっと工具の先端がねじれて銅線がうまくつかめない感じになることがあります。また、ホーザンの動画みたいに2.0-3Cのような太いケーブルをバッツンバッツン切っていると、支点が緩んでしまうと思います。

VVF2.0-3Cのシースや、EM-EEF 2.0-2C(エコケーブル)のシース及び心線は、うまく切れずに剥きづらいことがよくあります。このとき特にシースの場合、切れていないからといってこじってしまうと心線被覆に傷がついてしまうので、引っ張っても剥けない時は、こじらずに、指やペンチでひねって被覆をねじ切るようにするといいです。

【圧着工具】 
・エビ AK17MA2 (Amazonで購入 ¥3,878)
中スリーブまで圧着可能な小型圧着工具。ホーザンの同等品のP-737よりも1,000円以上安いです。
sP1020517.jpg
これもはじめのうちスリーブをはさむ凹みの位置が分かりづらかったのでマーキングしました。

小スリーブは片手で圧着可能ですが、中スリーブはハンドルが目いっぱい開いた状態から閉じるのにかなり力が必要なので、自分は両手じゃないと操作できませんでした。

【ペンチ】 
・フジ矢 1050-175 (175mm) (Amazonで購入 ¥1,737)
ケーブルの切断にはやっぱりペンチを使うべきでしょう。DK-18のようなセットものにもペンチが入っていますが、このフジ矢のペンチは、ケーブル切断だけではなくちょっと便利に使えるというのがセットものを買わなかった理由の一つです。

ホーザンの動画の方式だと、ジョイントボックス部の心線はすべて20mm剥いておいて、差し込みコネクタで接続する部分は12mmにカットするのですが、このペンチは厚みが12mmなので、刃を上向きにして下側を被覆に合わせると、2~3本まとめて簡単に12mmにカットできるのです。

sP1020518.jpg
間違えて刃を下向きにしてカットしようとしたことが何度かあったので、刃の向きを簡単に確認できるように、上向きのときに手前に見える側に「12」と書いています(反対側には「0」と書いてあります。)。

(つづく)


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