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Rakutenモバイル/auのデュアルSIM運用スマホの挙動 [スマホ]

Rakutenモバイルで契約したスマホ(OPPO A73)にauのSIMを挿した、デュアルSIM運用のスマホには、Rakutenモバイルとauの2つの電話番号が存在するのですが、さまざまな通話状態でどのような挙動を示すか試してみました。なお、データ通信用SIMをRakutenモバイルに設定し、発信時の通話用SIMをau/Rakutenモバイルを選択可能に設定しています。

1.通常の待ち受け着信
 他の電話からRakutenモバイルの番号にかけると、Rakuten Linkアプリログオン時にはRakuten Linkアプリに、ログアウト時にはAndroid標準の電話アプリに着信します。当然ですがauの番号にかけるとAndroid標準の電話アプリに着信します。

2.au回線で通話中のRakutenモバイルの番号への着信 
 Rakuten Linkアプリのログオン/ログアウトにかかわらず、「ただいま電話に出ることができません。発信音のあとにご用件をお話しください」というメッセージが流れて留守番電話の録音状態になります。

3.Rakutenモバイル回線で通話中のauの番号への着信
・Rakuten Linkアプリログアウト時
 「おかけになった電話は、電波の届かないところにあるか、電源が入っていないため、かかりません。」というメッセージが流れて着信できません。

・Rakuten Linkアプリログオン時
 Android標準の電話アプリにauが着信します。auの回線に出ると通話できますが、その後スマホの画面がロック状態になってしまいます。ロック解除してもRakuten LinkアプリにはRakutenモバイルで通話していた相手の番号が表示されているが何も聞こえず、切ることもできません。Rakuten Linkアプリを一旦終了し、再起動して電話をかけると、つながってもこちらの音声が相手に聞こえず、こちらからは電話を切ることができない異常状態になりました。スマホ自体を再起動すると不具合は解消しました。
 0円通話を使いたいときはRakuten Linkアプリで発信することになりますが、その時auの番号への着信があるとこの不具合が発生してしまうので、事前に通話用SIMをRakutenモバイルに切り換えてauのSIMを無効化しておくことが必要です。

4.この端末で一方の番号から他方の番号へ電話をかけたり、 SMS(ショートメッセージ)を送ったらどうなる?
(1) 電話
・au→Rakutenモバイル
 Rakuten Linkアプリのログオン/ログアウトにかかわらず、「ただいま電話に出ることができません。発信音のあとにご用件をお話しください」というメッセージが流れて留守番電話の録音状態になります。スマホの通話機能はAndroid標準の電話アプリで発信中のauが使用していると判断されているようです。留守番電話で録音された音声は、Rakuten Linkアプリで再生できます。

・Rakutenモバイル(Android標準の電話アプリ使用)→au
「おかけになった電話は、電波の届かないところにあるか、電源が入っていないため、かかりません。」というメッセージが流れて着信できません。スマホの通話機能はAndroid標準の電話アプリで発信中のRakutenモバイルが使用していると判断されているようです。

・Rakutenモバイル(Rakuten Linkアプリ使用)→au
 かかります。電話をとると、自分がしゃべった声が遅れて聞こえてくる状態になります。Rakuten Linkアプリで発信すると、スマホの通話機能はRakutenモバイルが使用しているとは判断されないようです。

(2) SMS
・au→Rakutenモバイル
 auの番号からRakutenモバイルの番号へのメッセージはAndroid標準のメッセージアプリで送信されます。
 Rakutenモバイル側ではRakuten Linkアプリログオン時にはRakuten Linkアプリで、ログアウト時にはAndroid標準のメッセージアプリで受信されます。

・Rakutenモバイル→au
 Rakutenモバイルの番号からauの番号へのメッセージはRakuten Linkアプリログオン時にはRakuten Linkアプリで、ログアウト時にはAndroid標準のメッセージアプリで送信されます。
 au側ではAndroid標準のメッセージアプリで受信されます。
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Rakutenモバイル/auのデュアルSIM運用スマホでauの不在着信を無料で留守録する [スマホ]

OPPO A73には簡易留守録機能がないので、不在着信を留守録するには、通常、キャリアの留守番電話サービスを契約しなければなりませんが、主回線のauの留守番電話サービスは330円/月の有料です。一方Rakutenモバイルの留守番電話サービスは無料で提供されています。そこで、auの着信転送サービス(無料)を利用して、auの不在着信をRakutenモバイルに転送して無料で留守録できるようにしてみました。

まず、auの回線から、「1422+ 転送先番号(この場合Rakutenモバイルの番号)」にかけて、「無応答転送・話中転送」を設定します。これで着信から約24秒後にRakutenモバイルの番号に転送されます。転送秒数は「1418+秒数」で変更可能です。

次に、my楽天モバイルアプリで、留守番電話を有効にして、応答秒数を最小の5秒に設定します。

これで、auの番号への着信から約29秒後に留守録が開始されます。録音された音声は、Rakuten Linkアプリで無料で再生できます。

ただし、2021年6月4日時点で、Rakuten Linkアプリの不具合のため、Rakuten Linkアプリにログオンしていると、my楽天モバイルアプリでの応答秒数設定が反映されず、強制的に45秒になってしまいます。これでは応答時間が長すぎるので、通常の待ち受け状態ではRakuten Linkアプリからログアウトしておき、Rakutenモバイルの番号からの発信時または留守録の再生時のみログオンする必要があります。いちいちログオン、ログアウトを繰り返すのは面倒なので、Rakuten Linkアプリの早急な不具合解消を期待したいです。
→現在、不具合は解消されているようです。


  

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