第二種電気工事士技能試験当日の戦略と対策 [電気工事士]
技能試験本番は以下のようなフォーメーションwで臨みました。
工具置き用のタオルに加え、車の荷室に敷くメッシュ状の滑り止めシートの切れ端を持って行って、部品置きにしました(会場によってはタオルを置くのも禁止される場合もあるようなので、係員の指示に従ってください。)。
マスキングテープを適当な長さに切って何枚か持って行き、台紙とスケールを机に固定しました。台紙は曲げ癖がついていて四隅で止めても浮き上がってテープがはがれてきてしまうので、左右の真ん中辺で止めます。
足元左側には口をあけたバッグを置いておき、使用済みの工具を放り込めるようにしました。
以上の作業は試験開始前に行っても特に注意を受けることはありませんでした。
材料確認の時間になったら、部品は全部取り出して滑り止めシートの上に置き、箱は緩衝材を抜いてビニール袋を中に入れて足元に置き、ゴミ箱にしました。リングスリーブは小さな緩衝材に刺さっているのでそのまま机の右上の工具の近くに置き、差込形コネクタもその緩衝材のくぼみの中に入れておきました。
作業時には、試験官が採点しやすくなるよう気を付けました。試験官も1日でたくさんの作品を採点するのですから、1つの作品あたりの採点時間はなるべく短くしたいはずで、欠陥がないことが一目瞭然な作品を必要以上にじっくり観察することはしないでしょう。でも、作品に欠陥かどうか微妙な部分があればそこを観察するためにいじくりまわされたあげく、見逃されていたはずの他の部分の欠陥が発見されてしまうかもしれません。例を挙げればなるべく以下のような状態となるように心掛けました。
・心線被覆を噛み込んでいないことが分かるように、リングスリーブの根元、レセプタクルのねじ、端子台などから1~2mm程度銅線をチラ見せする。
・リングスリーブを圧着するときは、○小中の刻印が見やすいように、刻印がメーカー名等が刻まれた部分に重ならず、かつ、上から見えるような向きとなるように圧着する。
その他裏技として、
・剥きづらいVVRケーブルや、EM-EEF 2.0-2C(エコケーブル)が出たら、剥かずに、おしり側からドライバーで心線を押し出すトコロテン方式を使う(これらのケーブルは電源や施工省略部分に使われるので一方の心線だけ露出させればよく、かつ、心線の滑りがよい。)。
・もし心線被覆に切れ目がはいってしまったら、シースをずらして隠す。
といったものも事前に調べて練習のときに試しておいたのですが、本番では幸いにして使うことはありませんでした。
工具置き用のタオルに加え、車の荷室に敷くメッシュ状の滑り止めシートの切れ端を持って行って、部品置きにしました(会場によってはタオルを置くのも禁止される場合もあるようなので、係員の指示に従ってください。)。
マスキングテープを適当な長さに切って何枚か持って行き、台紙とスケールを机に固定しました。台紙は曲げ癖がついていて四隅で止めても浮き上がってテープがはがれてきてしまうので、左右の真ん中辺で止めます。
足元左側には口をあけたバッグを置いておき、使用済みの工具を放り込めるようにしました。
以上の作業は試験開始前に行っても特に注意を受けることはありませんでした。
材料確認の時間になったら、部品は全部取り出して滑り止めシートの上に置き、箱は緩衝材を抜いてビニール袋を中に入れて足元に置き、ゴミ箱にしました。リングスリーブは小さな緩衝材に刺さっているのでそのまま机の右上の工具の近くに置き、差込形コネクタもその緩衝材のくぼみの中に入れておきました。
作業時には、試験官が採点しやすくなるよう気を付けました。試験官も1日でたくさんの作品を採点するのですから、1つの作品あたりの採点時間はなるべく短くしたいはずで、欠陥がないことが一目瞭然な作品を必要以上にじっくり観察することはしないでしょう。でも、作品に欠陥かどうか微妙な部分があればそこを観察するためにいじくりまわされたあげく、見逃されていたはずの他の部分の欠陥が発見されてしまうかもしれません。例を挙げればなるべく以下のような状態となるように心掛けました。
・心線被覆を噛み込んでいないことが分かるように、リングスリーブの根元、レセプタクルのねじ、端子台などから1~2mm程度銅線をチラ見せする。
・リングスリーブを圧着するときは、○小中の刻印が見やすいように、刻印がメーカー名等が刻まれた部分に重ならず、かつ、上から見えるような向きとなるように圧着する。
その他裏技として、
・剥きづらいVVRケーブルや、EM-EEF 2.0-2C(エコケーブル)が出たら、剥かずに、おしり側からドライバーで心線を押し出すトコロテン方式を使う(これらのケーブルは電源や施工省略部分に使われるので一方の心線だけ露出させればよく、かつ、心線の滑りがよい。)。
・もし心線被覆に切れ目がはいってしまったら、シースをずらして隠す。
といったものも事前に調べて練習のときに試しておいたのですが、本番では幸いにして使うことはありませんでした。
電気工事士初仕事(送り端子に空きがない既設コンセントからのコンセント増設) [電気工事士]
1月の第二種電気工事士試験合格後に申請していた免状が先日届きました。
初仕事はコンセントの増設です。
増設したい位置の上側に既設のコンセントがあったので、ここから送り配線で簡単に増設できると踏んでいたのですが、既設コンセントをはずしてみると、送り端子がすでに他の器具への送り配線に使用されており、送り端子があいていません。
この場合3本用の差込型コネクターなどを使ってさらに分岐させればいいのですが、その場合分岐箇所をジョイントボックスに収めなければなりません(「差込型コネクターを使えばジョイントボックスは不要」と書かれたブログ等もありますが、通常の差込型コネクターの場合ジョイントボックスを省略することはできませんのでご注意ください。)。
分岐部に後からかぶせることのできるジョイントボックス(商品名「ナイスハット」)のようなものもありますが、コンセント用の開口部から狭い壁の内部に入れることができるか分かりません。
そこで、例によってネットを漂っているとよさげな商品を発見しました。
パナソニック WJ3301 ジョイントボックス(3分岐)
既設コンセントに刺さっている電源ケーブルを切断し、 WJ3301 の「電源」と書かれている差込部に切断したケーブルの電源側、「送り」と書かれている3つの差込部のうち一つに既設コンセント側をそれぞれ接続します。
さらに残りの「送り」差込部のうち一つに新設コンセントへのケーブルを接続すれば完成。 WJ3301 自体がジョイントボックスになっているのでそのまま壁内に収めることができます。サイズもコンパクトでコンセント用の開口部からでも楽に作業できます。
少し値段が高い(税込680円)のがデメリットですが、素人が一ヶ所だけ工事するのに使うには便利でいいものだと思います。
初仕事はコンセントの増設です。
増設したい位置の上側に既設のコンセントがあったので、ここから送り配線で簡単に増設できると踏んでいたのですが、既設コンセントをはずしてみると、送り端子がすでに他の器具への送り配線に使用されており、送り端子があいていません。
この場合3本用の差込型コネクターなどを使ってさらに分岐させればいいのですが、その場合分岐箇所をジョイントボックスに収めなければなりません(「差込型コネクターを使えばジョイントボックスは不要」と書かれたブログ等もありますが、通常の差込型コネクターの場合ジョイントボックスを省略することはできませんのでご注意ください。)。
分岐部に後からかぶせることのできるジョイントボックス(商品名「ナイスハット」)のようなものもありますが、コンセント用の開口部から狭い壁の内部に入れることができるか分かりません。
そこで、例によってネットを漂っているとよさげな商品を発見しました。
パナソニック WJ3301 ジョイントボックス(3分岐)
既設コンセントに刺さっている電源ケーブルを切断し、 WJ3301 の「電源」と書かれている差込部に切断したケーブルの電源側、「送り」と書かれている3つの差込部のうち一つに既設コンセント側をそれぞれ接続します。
さらに残りの「送り」差込部のうち一つに新設コンセントへのケーブルを接続すれば完成。 WJ3301 自体がジョイントボックスになっているのでそのまま壁内に収めることができます。サイズもコンパクトでコンセント用の開口部からでも楽に作業できます。
少し値段が高い(税込680円)のがデメリットですが、素人が一ヶ所だけ工事するのに使うには便利でいいものだと思います。
ホンダフィットGK3/日産ノートE12ガソリン車購入備忘録(1) [車]
車買い替えのため、ホンダフィットか日産ノートに絞って交渉を開始しました。
条件としては、両者ともベースグレードのガソリン車に誤発進防止及び衝突防止ブレーキ装備で、後席は大人3人乗車することもあるのでなるべく広いのが希望。下取車は13年落ちのマツダの2.0リッター車です。
【フィット1回目】
オプションはフロアマットのみのほとんど素の状態で見積もりしてもらいました。
フィット1.3G・F(ガソリン車)+HONDA SENSING 約154万円
フロアマット 約2万円
諸費用 約16万円
計 約172万円
本体値引 10万円
下取車 5万円
値引計 15万円
値引後支払額 約157万円
値引は渋いが、内装の質感の良さと後席の広さが好印象。
【ノート1回目】
こちらもオプションはフロアマットのみで見積もりしてもらいました。
ノートX(ガソリン車)
+アラウンドビューモニター+踏み間違い衝突防止アシスト+ソナー+ヒーター付ドアミラー
約160万円
フロアマット 約2万円
諸費用 約16万円
計 約178万円
本体値引 20万円
下取車 10万円
値引計 30万円
値引後支払額 約148万円
アラウンドビューやヒーター付ドアミラーにはそれほど必要性を感じないが、踏み間違い衝突防止アシストを付けるとセットで付いてきてしまうので仕方がない。
値引は魅力だけど、フィットと比較すると内装がしょぼい。それから、後席足元中央の出っ張りが、フィットはあまり気にならない大きさと形状だったのが、ノートの場合高さがあって形状が角ばっているので真ん中に座るとかなり邪魔な感じがする。
<訂正>
後席足元中央の出っ張りに高さがあってかなり邪魔なのはこのとき展示されていたe-POWERで、後日試乗したガソリン車の場合、出っ張りの高さはフィットとあまり変わりませんでした。お詫びして訂正いたします。ただ、形状は、凹凸がなだらかなフィットと比べて、角ばっているノートのほうが気になるのは事実です。
この時点ではかなりフィットに気持ちが傾いていました。
条件としては、両者ともベースグレードのガソリン車に誤発進防止及び衝突防止ブレーキ装備で、後席は大人3人乗車することもあるのでなるべく広いのが希望。下取車は13年落ちのマツダの2.0リッター車です。
【フィット1回目】
オプションはフロアマットのみのほとんど素の状態で見積もりしてもらいました。
フィット1.3G・F(ガソリン車)+HONDA SENSING 約154万円
フロアマット 約2万円
諸費用 約16万円
計 約172万円
本体値引 10万円
下取車 5万円
値引計 15万円
値引後支払額 約157万円
値引は渋いが、内装の質感の良さと後席の広さが好印象。
【ノート1回目】
こちらもオプションはフロアマットのみで見積もりしてもらいました。
ノートX(ガソリン車)
+アラウンドビューモニター+踏み間違い衝突防止アシスト+ソナー+ヒーター付ドアミラー
約160万円
フロアマット 約2万円
諸費用 約16万円
計 約178万円
本体値引 20万円
下取車 10万円
値引計 30万円
値引後支払額 約148万円
アラウンドビューやヒーター付ドアミラーにはそれほど必要性を感じないが、踏み間違い衝突防止アシストを付けるとセットで付いてきてしまうので仕方がない。
値引は魅力だけど、フィットと比較すると内装がしょぼい。それから、後席足元中央の出っ張りが、フィットはあまり気にならない大きさと形状だったのが、ノートの場合
<訂正>
後席足元中央の出っ張りに高さがあってかなり邪魔なのはこのとき展示されていたe-POWERで、後日試乗したガソリン車の場合、出っ張りの高さはフィットとあまり変わりませんでした。お詫びして訂正いたします。ただ、形状は、凹凸がなだらかなフィットと比べて、角ばっているノートのほうが気になるのは事実です。
この時点ではかなりフィットに気持ちが傾いていました。
ホンダフィットGK3/日産ノートE12ガソリン車購入備忘録(2) [車]
家に帰ってカタログやネットでいろいろ調べた結果、見積もりしてもらった条件で両車を比較すると、
総合的には、値段の割りに安全装備が充実している日産ノート、内装の質感と後席広さでホンダフィット、といったところ。
一つ計算外だったのは、当然備わっていると思っていた後方誤発進抑制機能がHONDA SENSINGにはなかったということ。これはお金では解決できない大きな失点。
ノートは、センタークラスターパネルだけを単独で取り外すことができ、DIYがしやすそうです。また、ナビ取り付けパッケージのアンテナ類を変換アダプターを使うことで社外ナビで利用している例がネット上でたくさん公開されていますし、アラウンドビュー画像とリアカメラ画像がナビ画面表示用に合成された信号のケーブルがセンターパネル裏まで配線されているので、リアカメラ入力端子のある社外ナビであれば割と簡単にアラウンドビュー画像とリアカメラ画像を表示させることができます。このように、ノートは社外ナビへの適応性に優れています。
一方フィットは、センターパネルをはずすには、メーターパネル→エアコン吹き出し口→センターパネルの順でパズルのようにはずしていく必要があり、さらに、基本的にナビ取り付けパッケージのTVアンテナは社外ナビに接続不可のようなので、(追記参照。)社外ナビを取り付ける場合フロントガラスにTVアンテナを貼り付けたり、TVアンテナからのケーブルをピラー内に通したりといった面倒な作業が必要になります。また、ナビ取り付けパッケージのリアカメラ画像を社外ナビに表示するためには結構高価な変換アダプターが必要です。したがって、素人が社外ナビをDIYで導入するのは金の面でも労力の面でも割に合わないと言わざるを得ません。
これらの点も考慮すると、ノートのほうがいいかもと思い始めました。
<追記>
フィットのナビ取り付けパッケージのTVアンテナも、ノートと同様に変換アダプターで社外ナビに取り付けることは可能です。にもかかわらずフィットについてナビ取り付けパッケージを利用した社外ナビ取り付け例がネット上であまり見られないのは、
1)TVアンテナが2本のみしか付いていない。増設するにはオプション(工賃込み15,000円程度)で追加するか自分で貼るしかない。
2)リアカメラの変換アダプターが高価(3,500円程度)。
なので、ナビ取り付けパッケージをつけてまでDIYする甲斐がなく、むしろナビ取り付けパッケージを外して、社外ナビと同メーカーのリアカメラを選んで、両方の取り付けをカー用品店に丸投げした方がコスパがよいからだと思われます。
フィット | ノート | |
内装 | 標準でも十分 | 標準だと質感低い (ピアノ調パネルとオートエアコンで+4万) |
エアコン | オート | マニュアル |
後席床凹凸 | 小さい | 大きい |
アラウンドビューモニター | なし (リアカメラとフロントコーナーカメラで+7万) |
あり |
誤発進抑制機能 | 前方のみ | 前後方 |
移動物検知機能 | なし (リアカメラあんしんプラス+2万) |
あり |
クルーズコントロール | あり | なし |
オートライト | なし (LEDオートライトとフォグランプで+7万) |
あり |
社外ナビへの適応度 | DIY取り付けは難しそう フロントコーナーカメラは社外非対応 |
DIY取り付けはしやすそう |
総合的には、値段の割りに安全装備が充実している日産ノート、内装の質感と後席広さでホンダフィット、といったところ。
一つ計算外だったのは、当然備わっていると思っていた後方誤発進抑制機能がHONDA SENSINGにはなかったということ。これはお金では解決できない大きな失点。
ノートは、センタークラスターパネルだけを単独で取り外すことができ、DIYがしやすそうです。また、ナビ取り付けパッケージのアンテナ類を変換アダプターを使うことで社外ナビで利用している例がネット上でたくさん公開されていますし、アラウンドビュー画像とリアカメラ画像がナビ画面表示用に合成された信号のケーブルがセンターパネル裏まで配線されているので、リアカメラ入力端子のある社外ナビであれば割と簡単にアラウンドビュー画像とリアカメラ画像を表示させることができます。このように、ノートは社外ナビへの適応性に優れています。
一方フィットは、センターパネルをはずすには、メーターパネル→エアコン吹き出し口→センターパネルの順でパズルのようにはずしていく必要があり、さらに、
これらの点も考慮すると、ノートのほうがいいかもと思い始めました。
<追記>
フィットのナビ取り付けパッケージのTVアンテナも、ノートと同様に変換アダプターで社外ナビに取り付けることは可能です。にもかかわらずフィットについてナビ取り付けパッケージを利用した社外ナビ取り付け例がネット上であまり見られないのは、
1)TVアンテナが2本のみしか付いていない。増設するにはオプション(工賃込み15,000円程度)で追加するか自分で貼るしかない。
2)リアカメラの変換アダプターが高価(3,500円程度)。
なので、ナビ取り付けパッケージをつけてまでDIYする甲斐がなく、むしろナビ取り付けパッケージを外して、社外ナビと同メーカーのリアカメラを選んで、両方の取り付けをカー用品店に丸投げした方がコスパがよいからだと思われます。