ホンダフィットGK3/日産ノートE12ガソリン車購入備忘録(1) [車]
車買い替えのため、ホンダフィットか日産ノートに絞って交渉を開始しました。
条件としては、両者ともベースグレードのガソリン車に誤発進防止及び衝突防止ブレーキ装備で、後席は大人3人乗車することもあるのでなるべく広いのが希望。下取車は13年落ちのマツダの2.0リッター車です。
【フィット1回目】
オプションはフロアマットのみのほとんど素の状態で見積もりしてもらいました。
フィット1.3G・F(ガソリン車)+HONDA SENSING 約154万円
フロアマット 約2万円
諸費用 約16万円
計 約172万円
本体値引 10万円
下取車 5万円
値引計 15万円
値引後支払額 約157万円
値引は渋いが、内装の質感の良さと後席の広さが好印象。
【ノート1回目】
こちらもオプションはフロアマットのみで見積もりしてもらいました。
ノートX(ガソリン車)
+アラウンドビューモニター+踏み間違い衝突防止アシスト+ソナー+ヒーター付ドアミラー
約160万円
フロアマット 約2万円
諸費用 約16万円
計 約178万円
本体値引 20万円
下取車 10万円
値引計 30万円
値引後支払額 約148万円
アラウンドビューやヒーター付ドアミラーにはそれほど必要性を感じないが、踏み間違い衝突防止アシストを付けるとセットで付いてきてしまうので仕方がない。
値引は魅力だけど、フィットと比較すると内装がしょぼい。それから、後席足元中央の出っ張りが、フィットはあまり気にならない大きさと形状だったのが、ノートの場合高さがあって形状が角ばっているので真ん中に座るとかなり邪魔な感じがする。
<訂正>
後席足元中央の出っ張りに高さがあってかなり邪魔なのはこのとき展示されていたe-POWERで、後日試乗したガソリン車の場合、出っ張りの高さはフィットとあまり変わりませんでした。お詫びして訂正いたします。ただ、形状は、凹凸がなだらかなフィットと比べて、角ばっているノートのほうが気になるのは事実です。
この時点ではかなりフィットに気持ちが傾いていました。
条件としては、両者ともベースグレードのガソリン車に誤発進防止及び衝突防止ブレーキ装備で、後席は大人3人乗車することもあるのでなるべく広いのが希望。下取車は13年落ちのマツダの2.0リッター車です。
【フィット1回目】
オプションはフロアマットのみのほとんど素の状態で見積もりしてもらいました。
フィット1.3G・F(ガソリン車)+HONDA SENSING 約154万円
フロアマット 約2万円
諸費用 約16万円
計 約172万円
本体値引 10万円
下取車 5万円
値引計 15万円
値引後支払額 約157万円
値引は渋いが、内装の質感の良さと後席の広さが好印象。
【ノート1回目】
こちらもオプションはフロアマットのみで見積もりしてもらいました。
ノートX(ガソリン車)
+アラウンドビューモニター+踏み間違い衝突防止アシスト+ソナー+ヒーター付ドアミラー
約160万円
フロアマット 約2万円
諸費用 約16万円
計 約178万円
本体値引 20万円
下取車 10万円
値引計 30万円
値引後支払額 約148万円
アラウンドビューやヒーター付ドアミラーにはそれほど必要性を感じないが、踏み間違い衝突防止アシストを付けるとセットで付いてきてしまうので仕方がない。
値引は魅力だけど、フィットと比較すると内装がしょぼい。それから、後席足元中央の出っ張りが、フィットはあまり気にならない大きさと形状だったのが、ノートの場合
<訂正>
後席足元中央の出っ張りに高さがあってかなり邪魔なのはこのとき展示されていたe-POWERで、後日試乗したガソリン車の場合、出っ張りの高さはフィットとあまり変わりませんでした。お詫びして訂正いたします。ただ、形状は、凹凸がなだらかなフィットと比べて、角ばっているノートのほうが気になるのは事実です。
この時点ではかなりフィットに気持ちが傾いていました。
ホンダフィットGK3/日産ノートE12ガソリン車購入備忘録(2) [車]
家に帰ってカタログやネットでいろいろ調べた結果、見積もりしてもらった条件で両車を比較すると、
総合的には、値段の割りに安全装備が充実している日産ノート、内装の質感と後席広さでホンダフィット、といったところ。
一つ計算外だったのは、当然備わっていると思っていた後方誤発進抑制機能がHONDA SENSINGにはなかったということ。これはお金では解決できない大きな失点。
ノートは、センタークラスターパネルだけを単独で取り外すことができ、DIYがしやすそうです。また、ナビ取り付けパッケージのアンテナ類を変換アダプターを使うことで社外ナビで利用している例がネット上でたくさん公開されていますし、アラウンドビュー画像とリアカメラ画像がナビ画面表示用に合成された信号のケーブルがセンターパネル裏まで配線されているので、リアカメラ入力端子のある社外ナビであれば割と簡単にアラウンドビュー画像とリアカメラ画像を表示させることができます。このように、ノートは社外ナビへの適応性に優れています。
一方フィットは、センターパネルをはずすには、メーターパネル→エアコン吹き出し口→センターパネルの順でパズルのようにはずしていく必要があり、さらに、基本的にナビ取り付けパッケージのTVアンテナは社外ナビに接続不可のようなので、(追記参照。)社外ナビを取り付ける場合フロントガラスにTVアンテナを貼り付けたり、TVアンテナからのケーブルをピラー内に通したりといった面倒な作業が必要になります。また、ナビ取り付けパッケージのリアカメラ画像を社外ナビに表示するためには結構高価な変換アダプターが必要です。したがって、素人が社外ナビをDIYで導入するのは金の面でも労力の面でも割に合わないと言わざるを得ません。
これらの点も考慮すると、ノートのほうがいいかもと思い始めました。
<追記>
フィットのナビ取り付けパッケージのTVアンテナも、ノートと同様に変換アダプターで社外ナビに取り付けることは可能です。にもかかわらずフィットについてナビ取り付けパッケージを利用した社外ナビ取り付け例がネット上であまり見られないのは、
1)TVアンテナが2本のみしか付いていない。増設するにはオプション(工賃込み15,000円程度)で追加するか自分で貼るしかない。
2)リアカメラの変換アダプターが高価(3,500円程度)。
なので、ナビ取り付けパッケージをつけてまでDIYする甲斐がなく、むしろナビ取り付けパッケージを外して、社外ナビと同メーカーのリアカメラを選んで、両方の取り付けをカー用品店に丸投げした方がコスパがよいからだと思われます。
フィット | ノート | |
内装 | 標準でも十分 | 標準だと質感低い (ピアノ調パネルとオートエアコンで+4万) |
エアコン | オート | マニュアル |
後席床凹凸 | 小さい | 大きい |
アラウンドビューモニター | なし (リアカメラとフロントコーナーカメラで+7万) |
あり |
誤発進抑制機能 | 前方のみ | 前後方 |
移動物検知機能 | なし (リアカメラあんしんプラス+2万) |
あり |
クルーズコントロール | あり | なし |
オートライト | なし (LEDオートライトとフォグランプで+7万) |
あり |
社外ナビへの適応度 | DIY取り付けは難しそう フロントコーナーカメラは社外非対応 |
DIY取り付けはしやすそう |
総合的には、値段の割りに安全装備が充実している日産ノート、内装の質感と後席広さでホンダフィット、といったところ。
一つ計算外だったのは、当然備わっていると思っていた後方誤発進抑制機能がHONDA SENSINGにはなかったということ。これはお金では解決できない大きな失点。
ノートは、センタークラスターパネルだけを単独で取り外すことができ、DIYがしやすそうです。また、ナビ取り付けパッケージのアンテナ類を変換アダプターを使うことで社外ナビで利用している例がネット上でたくさん公開されていますし、アラウンドビュー画像とリアカメラ画像がナビ画面表示用に合成された信号のケーブルがセンターパネル裏まで配線されているので、リアカメラ入力端子のある社外ナビであれば割と簡単にアラウンドビュー画像とリアカメラ画像を表示させることができます。このように、ノートは社外ナビへの適応性に優れています。
一方フィットは、センターパネルをはずすには、メーターパネル→エアコン吹き出し口→センターパネルの順でパズルのようにはずしていく必要があり、さらに、
これらの点も考慮すると、ノートのほうがいいかもと思い始めました。
<追記>
フィットのナビ取り付けパッケージのTVアンテナも、ノートと同様に変換アダプターで社外ナビに取り付けることは可能です。にもかかわらずフィットについてナビ取り付けパッケージを利用した社外ナビ取り付け例がネット上であまり見られないのは、
1)TVアンテナが2本のみしか付いていない。増設するにはオプション(工賃込み15,000円程度)で追加するか自分で貼るしかない。
2)リアカメラの変換アダプターが高価(3,500円程度)。
なので、ナビ取り付けパッケージをつけてまでDIYする甲斐がなく、むしろナビ取り付けパッケージを外して、社外ナビと同メーカーのリアカメラを選んで、両方の取り付けをカー用品店に丸投げした方がコスパがよいからだと思われます。
ホンダフィットGK3/日産ノートE12ガソリン車購入備忘録(3) [車]
【ノート2回目】
今回は試乗してみました。加速時に1,500rpmあたりで運転席足元からゴロゴロという音や振動があるのが少し気になりましたが、街乗りではパワー、騒音とも特に目立った欠点は感じられませんでした。
ただ、Xグレード標準のセンタークラスターパネル&マニュアルエアコンはいただけません。標準のセンタークラスターパネルはダッシュボードと同じ質感の樹脂でレンタカー感満載です。マニュアルエアコンも、真夏や真冬ならあまり不便はないとは思いますが、今回試乗した、3月としてはかなり暖かい晴れの日で、車の中は日なたでは暑く、日陰では少し寒いという状況では、温度調整ダイヤルを頻繁にいじる必要があり、非常に面倒です。
というわけで、オートエアコンを含め、希望オプションを全部乗せした見積もりも作ってもらいました。
ノートX(ガソリン車)
+アラウンドビューモニター+踏み間違い衝突防止アシスト+ソナー+ヒーター付ドアミラー
約160万円
フロアマット
ピアノ調センタークラスター+オートエアコン
アルミホイール
ナビ取り付けパッケージ(ステアリングリモコン+TV・GPSアンテナ+リア2スピーカー)
DOPカーナビ(MJ117D-W)
ETC
以上オプション合計 約30万円
諸費用 約15万円
計 約205万円
本体+オプション値引 24万円
下取車 10万円
値引計 34万円
値引後支払額 約171万円
諸費用が前回より安くなっているのは主に月が変わって自動車税が減ったためです。
試乗してみてそれほど不満もないし安いからノートでいいか。
今回は試乗してみました。加速時に1,500rpmあたりで運転席足元からゴロゴロという音や振動があるのが少し気になりましたが、街乗りではパワー、騒音とも特に目立った欠点は感じられませんでした。
ただ、Xグレード標準のセンタークラスターパネル&マニュアルエアコンはいただけません。標準のセンタークラスターパネルはダッシュボードと同じ質感の樹脂でレンタカー感満載です。マニュアルエアコンも、真夏や真冬ならあまり不便はないとは思いますが、今回試乗した、3月としてはかなり暖かい晴れの日で、車の中は日なたでは暑く、日陰では少し寒いという状況では、温度調整ダイヤルを頻繁にいじる必要があり、非常に面倒です。
というわけで、オートエアコンを含め、希望オプションを全部乗せした見積もりも作ってもらいました。
ノートX(ガソリン車)
+アラウンドビューモニター+踏み間違い衝突防止アシスト+ソナー+ヒーター付ドアミラー
約160万円
フロアマット
ピアノ調センタークラスター+オートエアコン
アルミホイール
ナビ取り付けパッケージ(ステアリングリモコン+TV・GPSアンテナ+リア2スピーカー)
DOPカーナビ(MJ117D-W)
ETC
以上オプション合計 約30万円
諸費用 約15万円
計 約205万円
本体+オプション値引 24万円
下取車 10万円
値引計 34万円
値引後支払額 約171万円
諸費用が前回より安くなっているのは主に月が変わって自動車税が減ったためです。
試乗してみてそれほど不満もないし安いからノートでいいか。
ホンダフィットGK3/日産ノートE12ガソリン車購入備忘録(4) [車]
【フィット2回目】
フィットも試乗してみました。パワーに余裕が感じられ、そのためか音や振動についても特に気になる点はなく、街乗りではストレスフリー。運転席は空間的にも視覚的にも開放感があり、囲まれ感があったノートとは対照的でした。シートもノートと比較して質感がある造りだと思いました。
すっかり気に入ったところでこちらも希望オプションをてんこ盛りした見積もりを作ってもらいました。
フィット1.3G・F(ガソリン車)+HONDA SENSING 約154万円
フロアマット
アルミホイール
ナビ装着用スペシャルパッケージ+ETC(ステアリングリモコン+TVアンテナ+リアカメラ+リア2スピーカー)
追加TVアンテナ
DOPカーナビ(VXM-184VFi)
フロントコーナーカメラ
以上オプション合計 約34万円
諸費用 約14万円
計 約202万円
本体+オプション値引 14万円
下取車 5万円
値引計 19万円
値引後支払額 約183万円
諸費用が前回より安くなっているのは主に月が変わって自動車税が減ったためです。ノートのアラウンドビューに対抗させるため、フロントコーナーカメラ(約4.3万円)を付けており、これに伴ってナビもノートのナビより2万円ほど高いフロントカメラ対応のものになっています。あと、ホンダのナビ装着用スペシャルパッケージにはTVアンテナは2本しか含まれていないので、日産のナビ取り付けパッケージの4本アンテナに合わせるために追加のTVアンテナ(約15,000円)も付けています。
運転しているときの余裕感はフィットが上だが、ノートより約12万円高の価値はあるのか悩むところ。
フィットも試乗してみました。パワーに余裕が感じられ、そのためか音や振動についても特に気になる点はなく、街乗りではストレスフリー。運転席は空間的にも視覚的にも開放感があり、囲まれ感があったノートとは対照的でした。シートもノートと比較して質感がある造りだと思いました。
すっかり気に入ったところでこちらも希望オプションをてんこ盛りした見積もりを作ってもらいました。
フィット1.3G・F(ガソリン車)+HONDA SENSING 約154万円
フロアマット
アルミホイール
ナビ装着用スペシャルパッケージ+ETC(ステアリングリモコン+TVアンテナ+リアカメラ+リア2スピーカー)
追加TVアンテナ
DOPカーナビ(VXM-184VFi)
フロントコーナーカメラ
以上オプション合計 約34万円
諸費用 約14万円
計 約202万円
本体+オプション値引 14万円
下取車 5万円
値引計 19万円
値引後支払額 約183万円
諸費用が前回より安くなっているのは主に月が変わって自動車税が減ったためです。ノートのアラウンドビューに対抗させるため、フロントコーナーカメラ(約4.3万円)を付けており、これに伴ってナビもノートのナビより2万円ほど高いフロントカメラ対応のものになっています。あと、ホンダのナビ装着用スペシャルパッケージにはTVアンテナは2本しか含まれていないので、日産のナビ取り付けパッケージの4本アンテナに合わせるために追加のTVアンテナ(約15,000円)も付けています。
運転しているときの余裕感はフィットが上だが、ノートより約12万円高の価値はあるのか悩むところ。
ホンダフィットGK3/日産ノートE12ガソリン車購入備忘録(5) [車]
フィットとノートどちらにしようかかなり迷ったのですが、ノートを購入しました。
決め手になったのはやはり価格です。12万ほど高いフィットの見積もりを少しでも下げようと、ナビとリアカメラをDOPから持ち込みに変えてナビ装着用スペシャルパッケージをはずしてみたりもしたのですが、結局ホンダは持ち込み工賃が高くてさらに価格差が広がる結果となってしまいました。
また、安全装備が充実していたのもノートに決めた大きな理由となりました。前後方誤発進抑制機能は安心につながりますし、アラウンドビューが付いていれば道や駐車場が狭いからと躊躇していた所へも気軽に行くことができるでしょう。
車本来の機能としてはフィットが少し上という印象だったので、高速の利用や長距離移動の機会が多ければフィットを選んでいたと思いますが、移動の道具として、より安心、便利に使えそうな気がしたのがノートだったということです。
10年前だったら、ほぼ、走る、止まる、曲がる、燃費、見た目といった車そのもの機能の良し悪しのみで購入を決断していたと思うのですが、現在はナビの機能や、アラウンドビューのような運転支援や、予測安全機能といった付加的な部分が決断を左右する重要な要素となってきました。車選びの基準も昔とは様変わりしているようです。
決め手になったのはやはり価格です。12万ほど高いフィットの見積もりを少しでも下げようと、ナビとリアカメラをDOPから持ち込みに変えてナビ装着用スペシャルパッケージをはずしてみたりもしたのですが、結局ホンダは持ち込み工賃が高くてさらに価格差が広がる結果となってしまいました。
また、安全装備が充実していたのもノートに決めた大きな理由となりました。前後方誤発進抑制機能は安心につながりますし、アラウンドビューが付いていれば道や駐車場が狭いからと躊躇していた所へも気軽に行くことができるでしょう。
車本来の機能としてはフィットが少し上という印象だったので、高速の利用や長距離移動の機会が多ければフィットを選んでいたと思いますが、移動の道具として、より安心、便利に使えそうな気がしたのがノートだったということです。
10年前だったら、ほぼ、走る、止まる、曲がる、燃費、見た目といった車そのもの機能の良し悪しのみで購入を決断していたと思うのですが、現在はナビの機能や、アラウンドビューのような運転支援や、予測安全機能といった付加的な部分が決断を左右する重要な要素となってきました。車選びの基準も昔とは様変わりしているようです。
ノートE12のアラウンドビュー、リアカメラ画像、フロントカメラ画像をパナソニック社外カーナビに割り込み表示する [車]
ノート購入時に社外カーナビを持ち込みでディーラーに取り付けてもらいました。
選んだのはパナソニックのCN-RE04WDです。フルセグでほぼ最安で、アプリ(CarAV remote)でスマホをリモコン代わりに使えるので選びました。リアモニター設置などの将来の拡張に備えて、オプションの車両AVインターフェースコード(CA-LAV200D)も購入しました。
日産車のアラウンドビュー出力を、株式会社データシステムのリアカメラ接続アダプター(RCA023N)を介して社外ナビのリアカメラ映像入力コードに入力することで、リバースへのシフトに連動させて、ナビ画面にトップビューとリアカメラの合成画像を割り込み表示可能であることはよく知られています。
一方DやLポジションでのフロントカメラ画像については、RCA023Nの出力を分岐させて社外ナビのビデオ入力端子に接続することで表示させている例はネット上でたまに見かけるのですが、ナビ画面をビデオ入力端子の画像に切り替えるためには、通常メニューボタンを押してメニューを表示してさらにビデオを選択するという段階を踏まなければならず、さらに自動的にナビ画面に復帰しないため、「割り込み」表示とは程遠いものでしかありません。
また、ナビのリバース信号入力端子にダミーのリバース信号を入力させるスイッチを付けて、D、Lポジション時にリバースと誤認させることでフロントカメラ画像を「割り込み」表示させるような商品もあるようですが、結構高いしナビの自車位置がずれるなどの問題もあるようです。
フロントカメラ画像表示については半ばあきらめかけてCN-RE04WDの取説を眺めていると、オプションの車両AVインターフェースコード(CA-LAV200D)には「オプションカメラ入力コード」という端子があり、これを使えばほぼ追加費用なしにフロントカメラ画像を「割り込み」的に表示させることができるのではと気づきました。
「オプションカメラ入力コード」は、後部座席に取り付けた「カメラ付きリアモニター」のカメラで撮影した画像をCN-RE04WDに入力するためのもので、このカメラの画像をCN-RE04WDに表示することで、ドライバーは振り返ることなく後部座席に座っている子どもの様子を確認することができます。切り替えはナビ画面上のアイコンに触れることでワンタッチで行え、あらかじめ設定した時間(30秒以内)が経過すると自動的にナビ画面に復帰するようになっています(右の取説参照。)。
この機能を利用して、ナビ画面にフロントカメラ画像を割り込み表示させてみることにしました。
リアカメラ接続アダプター(RCA023N)でRCAオスに変換したアラウンドビュー出力を、
この、カモン(COMON) VDF-Y RCAビデオ2分配ケーブル(メス⇔オスx2) で2系統に分岐し、一方をリアカメラ映像入力コードに、もう一方をオプションカメラ入力コードに接続するようディーラーの方にお願いしておきました。
結果、フロントカメラ画像をCN-RE04WDの画面に表示させることに成功しました。
あくまでもインテリジェントルームミラーの表示と同じ画面がナビに表示されるだけなので、インテリジェントルームミラーのボタンを押してフロントビューを表示させたあとに、ナビのアイコンにタッチするという2段階の操作が必要になりますが、車庫から道路に出る前の安全確認なんかが主な使い道になると思うので慣れれば特に問題はないと思います。トップビューまたはサイドブラインドビューも合成表示されます。また、30秒後には自動的にナビ画面に復帰するので、走り出した後の操作は不要なのも便利です(表示時間をもう少し長く設定できれば言うことなしですが)。すべてのカメラ画像をナビの大きな画面に表示可能になったことで使い勝手がかなり向上しました。
選んだのはパナソニックのCN-RE04WDです。フルセグでほぼ最安で、アプリ(CarAV remote)でスマホをリモコン代わりに使えるので選びました。リアモニター設置などの将来の拡張に備えて、オプションの車両AVインターフェースコード(CA-LAV200D)も購入しました。
日産車のアラウンドビュー出力を、株式会社データシステムのリアカメラ接続アダプター(RCA023N)を介して社外ナビのリアカメラ映像入力コードに入力することで、リバースへのシフトに連動させて、ナビ画面にトップビューとリアカメラの合成画像を割り込み表示可能であることはよく知られています。
一方DやLポジションでのフロントカメラ画像については、RCA023Nの出力を分岐させて社外ナビのビデオ入力端子に接続することで表示させている例はネット上でたまに見かけるのですが、ナビ画面をビデオ入力端子の画像に切り替えるためには、通常メニューボタンを押してメニューを表示してさらにビデオを選択するという段階を踏まなければならず、さらに自動的にナビ画面に復帰しないため、「割り込み」表示とは程遠いものでしかありません。
また、ナビのリバース信号入力端子にダミーのリバース信号を入力させるスイッチを付けて、D、Lポジション時にリバースと誤認させることでフロントカメラ画像を「割り込み」表示させるような商品もあるようですが、結構高いしナビの自車位置がずれるなどの問題もあるようです。
フロントカメラ画像表示については半ばあきらめかけてCN-RE04WDの取説を眺めていると、オプションの車両AVインターフェースコード(CA-LAV200D)には「オプションカメラ入力コード」という端子があり、これを使えばほぼ追加費用なしにフロントカメラ画像を「割り込み」的に表示させることができるのではと気づきました。
「オプションカメラ入力コード」は、後部座席に取り付けた「カメラ付きリアモニター」のカメラで撮影した画像をCN-RE04WDに入力するためのもので、このカメラの画像をCN-RE04WDに表示することで、ドライバーは振り返ることなく後部座席に座っている子どもの様子を確認することができます。切り替えはナビ画面上のアイコンに触れることでワンタッチで行え、あらかじめ設定した時間(30秒以内)が経過すると自動的にナビ画面に復帰するようになっています(右の取説参照。)。
この機能を利用して、ナビ画面にフロントカメラ画像を割り込み表示させてみることにしました。
リアカメラ接続アダプター(RCA023N)でRCAオスに変換したアラウンドビュー出力を、
この、カモン(COMON) VDF-Y RCAビデオ2分配ケーブル(メス⇔オスx2) で2系統に分岐し、一方をリアカメラ映像入力コードに、もう一方をオプションカメラ入力コードに接続するようディーラーの方にお願いしておきました。
結果、フロントカメラ画像をCN-RE04WDの画面に表示させることに成功しました。
あくまでもインテリジェントルームミラーの表示と同じ画面がナビに表示されるだけなので、インテリジェントルームミラーのボタンを押してフロントビューを表示させたあとに、ナビのアイコンにタッチするという2段階の操作が必要になりますが、車庫から道路に出る前の安全確認なんかが主な使い道になると思うので慣れれば特に問題はないと思います。トップビューまたはサイドブラインドビューも合成表示されます。また、30秒後には自動的にナビ画面に復帰するので、走り出した後の操作は不要なのも便利です(表示時間をもう少し長く設定できれば言うことなしですが)。すべてのカメラ画像をナビの大きな画面に表示可能になったことで使い勝手がかなり向上しました。